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説明 |
実験結果や測定した数値の平均値やばらつきをどの程度信じていいかチェックすること。あらかじめある基準を決めておいて、今取り上げているものがその基準に合っているかどうか調べることをいう。例えば、小中高校の教科書は、出版社が作成するが文部科学省で、教科書として採用できるかどうかあらかじめ決めてある基準に基づき検定をしている。品質管理の場合には、生産工程での生産機械や使用原料を変更したとか、より良い品質の製品を作るため生産方法を変更するなどがある。この場合に、その変更前後で果たして製品の品質に違いが出たか否かしらべる必要がある。この時に、変更前のデータ(数値)を基準にし、変更後のデータ(数値)が変化したか否かを検討、つまり検定することになる。このように、データを用いて基準値と比較して、差異があるかどうか調べることを検定という。さらに推定も併せて実施することが多い1) 2) 。
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