鷹山 (C)1996-2024 Copyright  データベースアメニティ研究所 Connected via IPv4
仁科辰夫教授 最終講義 2023.3.17 米沢キャンパス中示A

【講演】 タンタル・ニオブアノード酸化皮膜の表面欠陥および修復について

イヴェント
講演会&イベント
山大スタッフ
■ セミナーなど/工学部
■ 講演会&談話会/工学部
■ 科学実験教室など/工学部
講演会テーマ
口頭発表
表示(asp)
項目
ID50
要約タンタル・ニオブアノード酸化皮膜の表面欠陥および修復について⇒#50@講演;
題目タンタル・ニオブアノード酸化皮膜の表面欠陥および修復について
会議名㈱技術情報協会 セミナー
開催場所東京五反田
開催日時2006/03/30~2006/03/30
管理者立花 和宏
シラバス
PME形式立花 和宏,タンタル・ニオブアノード酸化皮膜の表面欠陥および修復について,㈱技術情報協会 セミナー,東京五反田, ,2006/03/30
講義ノート
その他の講義ノート
説明引用
(12:50~14:20)
■第2部:「タンタル・ニオブアノード酸化皮膜の表面欠陥および修復について」

  山形大学 工学部 物質化学工学科 助教授 立花 和宏 先生 

 

【ご略歴】:
・1987.4 ~ 1991.3 大日本印刷株式会社
・1992.1 ~ 2003.9 山形大学助手工学部
・2003.10 ~ 山形大学助教授工学部 

【ご活躍】:
2003.8 ITE SPECIAL TECHNOLOGY AWARD APPRECIATION (国際技術交流協会特別技術賞) 


●講座の趣旨 
 固体電解コンデンサの誘電体として使われるタンタル、ニオブのアノード酸化皮膜には表面欠陥が存在する。この表面欠陥にカソード材料が接触すると、固体電解コンデンサの耐電圧が低下したり、漏れ電流が増加したりする。本講演では導電性高分子などの非水系固体カソード材料接触時のアノード酸化皮膜の絶縁特性について学問的な視点から説明を試みる。

 

●プログラム
  
1 バルブメタルのアノード酸化  
  1.1 バルブメタルの高電場機構による皮膜生成機構  
  1.2 アノダイジングレシオ、絶縁性、耐電圧、漏れ電流 
  1.3 アノード酸化皮膜の表面欠陥と電流集中 


2.カソード材料によるアノード酸化皮膜の表面欠陥の顕在化 
  2.1 非水溶液環境下におけるアノード酸化皮膜
  2.2 炭素材料接触によるアノード酸化皮膜の漏れ電流 
  2.3 アノード酸化皮膜の化成電圧と固体電解コンデンサの耐電圧 


3.カソード材料によるアノード酸化皮膜の表面欠陥の修復  
  3.1 カソード材料としての二酸化マンガンと導電性高分子
  3.2 アノード酸化皮膜の修復とカソード材料の電位
  3.3 アノード酸化皮膜の修復と水分 

 


    [質疑応答]