項目 | 値 |
ID | 61 |
要約 | 依頼講演:電子・電気関連分野 「蒸着テープの表面潤滑剤の解析事例」 / ソニー(株)仙台テクノロジーセンター・吉川正弘・西田康代・森川淳子⇒#61@講演; |
題目 | 依頼講演:電子・電気関連分野 「蒸着テープの表面潤滑剤の解析事例」 / ソニー(株)仙台テクノロジーセンター・吉川正弘・西田康代・森川淳子 |
会議名 | 第1回分析科学技術者の集い |
開催場所 | 置賜文化ホール(伝国の杜),山形大学工学部 |
開催日時 | 2006/11/01~2006/11/02 |
管理者 | 伊藤 智博 |
シラバス | セミナー |
PME形式 | 伊藤 智博,依頼講演:電子・電気関連分野 「蒸着テープの表面潤滑剤の解析事例」 / ソニー(株)仙台テクノロジーセンター・吉川正弘・西田康代・森川淳子,第1回分析科学技術者の集い,置賜文化ホール(伝国の杜),山形大学工学部, ,2006/11/01 |
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説明 | 引用 |
弊社では、主に記録メディアの開発、製造を行なっており、その主力製品としてDVC(コンスーマーデジタルビデオカセット)やAIT(コンピュータデータ記録テープ)などの蒸着テープがある。その製造工程はベースフィルムと呼ばれる有機フィルム上に50~200nmの磁性層を真空蒸着法にて成膜した後、保護膜として8~10nmのカーボンをスパッタ法またはCVD法にて成膜、さらに最表面には潤滑剤として数nmのフッ素系有機化合物が塗布法にて形成される。蒸着テープは、磁気ヘッドとの摺動によって記録再生が行なわれる他、テープ走行時にはドラムやガイドローラーといった様々な部品との摺動が行なわれるため、テープの走行耐久性は、主にカーボン保護膜と潤滑剤の状態に左右される。従って、このようなnmオーダーの極表面の保護膜や潤滑剤の状態を調べる必要があり、我々は以前より様々な工夫を凝らした表面分析法を駆使して解析を行なってきた。今回は、その中から解析事例を3例紹介する。 | |
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