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説明 |
分布とは分かれて所々にあること。または、分布とは地域のあちこちに分かれて広がること。例えば、國の指定した国立公園内に天然記念物とされる貴重な植物がどのように 分布しているか?とか沖縄本島の海岸から1km以内には珊瑚がどのように分布生息しているか?などである。統計では度数分布や確率分布のことをいい、特に品質管理の場合には、集めてきたデータの数値がいろいろばらついているが、そのデータを大きさ順に並べてみて、どのようなばらつき方をしているかを調べる。そしてそのデータのばらつきの形から、分布のタイプに名前を付けている。一番多く現れるタイプが正規分布といい、中心が一番高く左右対称で、裾がなだらかに広がっている形をしている。この正規分布1)の型(広がりの幅など)を表すのに標準偏差というばらつきの大きさを示す数値が使われる2)3)。
物理化学方面の応用としては気体分子の速度分布や4)や粒度分布5)などがあります。
群系などを示す生物分布もあります。
( 1)  正規分布,  図形. ( 2)  数学C, 山形大学進学コース高等科,etc, データベースアメニティ研究所, (高校新課程)仁科 辰夫, シラバス, ( 2006). ( 3)  数学B, 山形大学進学コース高等科,etc, データベースアメニティ研究所, (高校新課程)仁科 辰夫, シラバス, ( 2006). ( 4)  気体分子の統計理論井上 勝也 著, 現代物理化学序説 改訂版, 培風館, ( 1981). ( 5)  粒度分布, 粒径, 粒度, ( プロット). |
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