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🌡️ 📆 令和6年3月19日
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🗒️ 低周波ESR法のためのマーカーの開発 慣

⇒#100@研究ノート;

日時
関係者(共同研究者)

#🗒️👨‍🏫ESR#🗒️👨‍🏫超微細結合定数#🗒️👨‍🏫ニトロキシルラジカル#🗒️👨‍🏫X-バンド#🗒️👨‍🏫装置#🗒️👨‍🏫L-バンド#🗒️👨‍🏫マーカー#🗒️👨‍🏫ラジカル#🗒️👨‍🏫マンガン#🗒️👨‍🏫酸化亜鉛#🗒️👨‍🏫信号#🗒️👨‍🏫低周波ESR法#🗒️👨‍🏫有機#🗒️👨‍🏫物質#🗒️👨‍🏫金属#🗒️👨‍🏫酸化物#🗒️👨‍🏫フリーラジカル#🗒️👨‍🏫測定#🗒️👨‍🏫定量#🗒️👨‍🏫計測#🗒️👨‍🏫超微細構造#🗒️👨‍🏫g値#🗒️👨‍🏫電子スピン共鳴#🗒️👨‍🏫TEMPOL#🗒️👨‍🏫窒素#🗒️👨‍🏫原子#🗒️👨‍🏫酸素空孔#🗒️👨‍🏫試料#🗒️👨‍🏫スピン#🗒️👨‍🏫量子数

低周波ESR法ためのマーカー開発

慣用的に利用されている電子スピン共鳴ESR装置であるX-バンドESR装置用いても定量的なフリーラジカル計測実現することは困難であるそこでX-バンドESR装置場合基準としてマンガンマーカー用いて定量性の高い計測確立したしかし低周波ESR法などで使用されているL-バンドESR装置X-バンドESR装置で利用されているマンガンマーカーような基準として利用可能な試料存在しないそこで定量性の高い測定実現するためにはL-バンドESR装置マーカー開発必要不可欠である
L-バンドESR装置用いて測定しているラジカル種は主にTEMPOL1)などのニトロキシルラジカルであるこのラジカル特長はg値g=2.0055であることおよび窒素原子スピン量子数I=1であるため,超微細構造もつことであるまたTEMPOL超微細結合定数(hyperfine coupling constant; hfcc)1.7 mTであるこの条件よりマーカー利用可能物質条件g < 1.8231.917< g < 1.9672.044 < g < 2.103g < 2.200 g値比較シャープな線形のESR信号有し安定な物質である
 またマーカーしての利用が目的であるため有機ラジカルように分解され時間経過するにつれて信号強度変化する物質不適切であるそこで金属酸化物中のラジカル初めとする比較的安定な物質用いることにした文献など調べた結果酸素空孔同定されている酸化亜鉛(ZnO)2)g=1.9641.956おいて非常にシャープESR信号有していることが分かった3)

ZnOのみのESRスペクトル4)
ZnOとTEMPOL水溶液(無負荷中)5)
ZnOとTEMPOL水溶液生理食塩水6)
ZnOと緒にいれたときのESRスペクトル7)
低周波ESR法よるTEMPOL酸化亜鉛緒に測定したときのESRスペクトル8)



ZnOのみのESRスペクトルグラフ.

ZnOとTEMPOL水溶液(無負荷中)グラフ.

ZnOとTEMPOL水溶液(生理食塩水)グラフ.

ZnOとラットを一緒にいれたときのESRスペクトルグラフ.

低周波ESR法によるTEMPOLと酸化亜鉛を一緒に測定したときのESRスペクトルグラフ.

(14-ヒドロキシ-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-オキシル4-Hydroxy-2,2,6,6-tetramethyl-1-piperidin-1-yloxy, (材料).
(2酸化亜鉛, (材料).
(3ZnO Marker for a Radio Frequency ESR Spectrometer
T. Ito, M. Sugawara, T. Ogata, Chem. Lett., 928-929 , (2001).
(4ZnOのみのESRスペクトルグラフ.
(5ZnOとTEMPOL水溶液(無負荷中)グラフ.
(6ZnOとTEMPOL水溶液(生理食塩水)グラフ.
(7ZnOとラットを一緒にいれたときのESRスペクトルグラフ.
(8低周波ESR法によるTEMPOLと酸化亜鉛を一緒に測定したときのESRスペクトルグラフ.

器具・消耗品(履歴)
履歴ID概要
サンプル(履歴)
履歴ID概要
1210
1211
装置(履歴)
履歴ID概要
35

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西暦と元号

  1 西暦と元号
西暦 令和 🔷 平成 🔷 昭和 🔷 大正 🔷 明治
2000 R-18 H12 S75 T89 M133
2001 R-17 H13 S76 T90 M134
2002 R-16 H14 S77 T91 M135
2003 R-15 H15 S78 T92 M136
2004 R-14 H16 S79 T93 M137
2005 R-13 H17 S80 T94 M138
2006 R-12 H18 S81 T95 M139
2007 R-11 H19 S82 T96 M140
2008 R-10 H20 S83 T97 M141
2009 R-9 H21 S84 T98 M142
2010 R-8 H22 S85 T99 M143
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参考文献


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