非水溶液中でのアルミニウムのアノード酸化におけるアニオンの種類と高電場パラメータの関係(仮)
非水溶液におけるアルミニウムのアノード酸化に及ぼすアニオンの種類(仮)
サイクリックボルタンメトリー、XPS
【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),XPS(ESCA)⇒#2021@講義;
非水溶液中でのアルミニウムのアノード酸化はフッ素の影響によるところが大きいが、同じフッ素を含むアニオンでも不働態化にの状況は異なる。
かわだは、2012年に、それまでの研究をアルミニウム集電体の皮膜形成に対するプライマー塗布の効果(仮)というテーマで修士論文としてまとめ、山形大学を卒業した⇒#467@卒論;。
○柳沼雅章,…らは、2009年に幕張メッセ 国際会議場(千葉市美浜区中瀬2-1) で開催された第120回講演大会においてアルミニウムの表面酸化皮膜が有機電解液中でのアノード分極によってフッ化皮膜に置換する過程についてについて報告している⇒#253@学会;。
アルミニウム箔(ロール)⇒#5@試料;
コンデンサ電解液サンプル⇒#10870@試料;
コンデ
川田聖人, 柳沼 雅章, 遠藤 淳一, 立花 和宏, 仁科 辰夫 ,表面技術協会第124回講演大会 ,89 (2011).
アルミニウム集電体の不働態皮膜修復に及ぼすバインダーの種類とスラリー中炭素含有量の影響
Fig.1にKB含有量0wt%のPVdF/NMP溶液を集電体に塗布した試料極のサイクリックボルタモグラムを示す。1サイクル目は電位掃引開始とともに電流が立ち上がり、その後平坦な*Aの電流が観察された。電位反転と同時に電流は急激に減少し、2サイクル目以降は電流が流れなくなった。電極面積から電流密度は*A/m2であり、掃引速度50mV/sから計算されるフッ化皮膜生成の電流密度にほぼ等しかった。KB含有量0wt%のSBR/H2O溶液を用いた試料極でも同様であった。このことからPVdFやSBRのみを塗布してもアルミニウム集電体の不働態皮膜はアノード分極によって修復されると考えられる。これに対してPVdFではKB含有量が0.31wt%を超えると電流増大やスパイク状の過渡電流が見られた。この際の電極を観察すると炭素粒子の粒塊の周辺のバインダー樹脂にクラックやボイドが観察された。SBRではKB含有量がが0.38wt%を超えると同様に電流の増大やスパイク状の過渡電流が見られた。この際の炭素粒子の粒塊の周辺のバ
川田聖人, 長谷川 拓哉, 立花 和宏, 仁科 辰夫 ,第52回電池討論会 (2011).
かわだは、2012年に、それまでの研究をアルミニウム集電体の皮膜形成に対するプライマー塗布の効果(仮)というテーマで修士論文としてまとめ、山形大学を卒業した⇒#467@卒論;。
○田中智,立…らは、2004年に国立京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)で開催された第45回電池討論会においてリチウムイオン二次電池における正極合材のバインダーとアルミニウム集電体の表面接触特性について報告している⇒#172@学会;。
【物理量】
アノダイジングレシオ⇒#72@物理量;ブレークダウン電圧⇒#317@物理量;電位上昇速度⇒#393@物理量;
【関連講義】
卒業研究(C1-電気化学2004~),SEM(走査型電子顕微鏡)⇒#1977@講義;
卒業研究(C1-電気化学2004~),学会発表2010@C1⇒#3142@講義;
卒業研究(C1-電気化学2004~),アルミニウム|有機電解液界面⇒#2075@講義;
卒業研究(C1-電気化学2004~),活物質の種類とアンダーコートの有無⇒#3971@講義;
Al|PVA|AA⇒#46@対象;
川田聖人, 立花 和宏, 仁科 辰夫 ,平成22年度化学系学協会東北大会 (2010).