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| 説明 |
ふつう石灰といえば炭酸カルシウムのこと。運動会でひく白いラインの正体です。
赤鉄鉱などの鉄鉱石にコークス、石灰岩から採掘した石灰石(炭酸カルシウム)を加えて高炉で還元し、銑鉄を作ります。また石灰石はセメントの原料になります1)。白チョークに使います。色つきチョーク（柔らかいチョーク）には焼き石膏を使います。
方解石は炭酸カルシウムからなる結晶で、方解石の結晶集合体を主成分とする石灰石のうち、美しい光沢を持つものを大理石といいます。
白色顔料の胡粉の化学成分です2)3)。
( 1) ケイ酸塩山田保,尾藤忠旦著, 工業化学概論, 朝倉書店, ( 1965). ( 2) 修理完成記念特集陳列 釈迦誕生図―受け継がれる朝鮮仏画の名品―（目次）九州国立博物館, 修理完成記念特集陳列 釈迦誕生図―受け継がれる朝鮮仏画の名品―, 九州国立博物館, ( 2007). ( 3) 瑞巌寺宝物殿 障壁画の保存修理と復元模写（目次）堀野宗俊, 障壁画の保存修理と復元模写, 瑞巌寺, ( 1996). |
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