単位面積あたりの電流。ベクトル量。電気の移動の込み具合。

電流密度 J 〔A/m²〕＝導電率 κ 〔S/m〕×電界の強さ E 〔V/m〕
電流密度 J 〔A/m²〕＝電流 I 〔A〕÷電極面積 A 〔m²〕
電界の強さ E 〔V/m〕＝抵抗率 ρ 〔Ω·m〕×電流密度 J 〔A/m²〕
電界の強さ E 〔V/m〕＝抵抗率 ρ 〔Ω·m〕×（電流 I 〔A〕÷電極面積 A 〔m²〕）
（電圧 V 〔V〕÷電極間距離 d 〔m〕）＝抵抗率 ρ 〔Ω·m〕×（電流 I 〔A〕÷電極面積 A 〔m²〕）

反応抵抗 R 〔Ω·m²〕＝活性化過電圧 η_a 〔V〕÷電流密度 J 〔A/m²〕

【マクスウェルの方程式（微分形）】
∇電束密度 D 〔C/m²〕＝電荷密度 ρ 〔C/m³〕
∇×電場 E 〔V/m〕＝∂磁束密度 B 〔T〕÷∂時間 t 〔s〕
∇磁束密度 B 〔T〕＝0
∇×磁場 H 〔A/m〕＝電流密度 J 〔A/m²〕+∂電束密度 D 〔C/m²〕÷∂時間 t 〔s〕


【物理量】過電圧 η 〔V〕表面電荷密度 σ 〔C/m²〕電界の強さ E 〔V/m〕

【関連講義】エネルギー変換化学特論,電解工業と電気化学電解工業と電気化学（２０１１＿Ｈ２３）¹⁾

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電解工業と電気化学（２０１１＿Ｈ２３）

• (1) エネルギ > 【２０１ > 電解工業と電気化学（２０１１＿Ｈ２３）,【２０１１年（平成２３）エネ変】
  立花　和宏,エネルギー変換化学特論, 講義ノート, (2011).>

単位面積¹⁾あたりに流れる電流²⁾。平衡電位のところ、すなわち過電圧³⁾が０のところでは正反応と逆反応の電流密度が等しいと考えられます。この平衡状態にあるときの電流密度を交換電流密度と呼びます。電流密度は空間内では位置の関数ベクトルになります。

電場強度を電流密度で割るとバルクの物性値であるところの抵抗率⁴⁾、界面電位差を電流密度で割ると界面の特性値であるところの接触抵抗⁵⁾となります。

電流密度は電荷担体の電気量⁶⁾と濃度と移動度⁷⁾をかけたものです。

【関連講義】エネルギー変換化学特論,電解工業と電気化学⁸⁾

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立花　和宏,エネルギー変換化学特論, 講義ノート, (2011).