説明 | 皮膜を通過する電流密度(高電場機構)
【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),アルミニウム|有機電解液界面1)
F.Mott, N.Caらは1948年に金属酸化の理論について電流密度は電場強度の指数に比例(理論的):j=exp(e)界面律速 A. Gunterschらは1934年に電流密度は電場強度の指数に比例(高電場機構)について電流密度は電場強度の指と述べている金属酸化の理論2)。
立花和宏、佐…らは、2001年にリチウム電池駆動用電解液中におけるアルミニウムの不働態化について報告し、リチウムイオン二次電池の正極集電体に使われるアルミニウムは有機電解液で不働態化する。その不働態化機構は高電場機構であり、水溶液中の反応機構と同じである。しかし水溶液中では溶媒の水がアルミニウム…と述べているリチウム電池駆動用電解液中におけるアルミニウムの不働態化3)。
- (1) 伊藤 智博、立花 和宏、仁科 辰夫.
卒業研究(C1-電気化学2004~):アルミニウム|有機電解液界面 . /amenity/Syllabus/@Lecture.asp?nLectureID=2075. (参照2008-03-09). - (2) 金属酸化の理論
F.Mott, N.Cabrera, Rept.Prg.Phys.,12,163(1948). - (3) リチウム電池駆動用電解液中におけるアルミニウムの不働態化
立花 和宏, 佐藤 幸裕, 仁科 辰夫, 遠藤 孝志, 松木 健三, 小野 幸子, Electrochemistry, Vol. 69, No.9, pp.670-680, (2001).
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