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説明 |
1.均一物質 1.1.純物質 1.2.溶液 2.不均一物質 化学の基本。モノのことです。生物も無生物もみ~んなモノ。真空じゃない空間の存在です。原子や分子からなりさまざまな構造の材料になります。さまざまな物性値で特徴づけられます。エネルギーや情報は物質に変換されたり物質よって移動されたりします。
大きく炭素1)や酸素2)のような純物質と海水3)や空気4)のような混合物に分けられます。
また要素粒子に注目すると、元素(同位体)、化学種(分子、単体、イオン、ラジカル)、均一系(合金、溶液)、サンプル(ロット、純度)、不均一系(複数の相を含む)、などに分類されるかと思います。均一系は、温度、圧力、濃度などによって不均一系になります。放射能を持った物質もあります。場の量子論によれば時空と平等なのは物質ではなく素粒子場です。世界は物質と空間と時間からなります。
化学種の量は物質量5)で表現されます。
炭素(元素として)
単体としての炭素はダイヤモンドとグラファイトがある。しかし、これらとて細かな分類がある。そしてこれらの物性は物理量として記述される。またたいていの物質には毒性がありますから、安全管理に注意しなくてはなりません。
ほとんどの純物質は固体、液体、気体、の三態をとります。たとえば常温常圧で単体の塩素(気体)、臭素(液体)、銅(固体)は化合物のメタン(気体)、水(液体)、塩化ナトリウム(固体)です。
化学分析や分析機器の較正に使われる物質は標準物質と呼ばれます。
工場での生産の最初の原料は天然資源より分離した物質であり、これを素材とするところからはじめます。
【関連講義】
情報処理概論,化学物質管理@情報処理概論6)
電気化学の庵,環境省7)
【関連書籍】
物質の構造8)
物質の構成9)
物質の構成10)
( 1)  グラファイト,  graphite,  C, = 12.011 g/mol, ( 化学種). ( 2)  酸素,  ,  O2, = 31.9988 g/mol, ( 化学種). ( 3)  @ > 天然資源 > 海水海水,  sea water, ( 材料). ( 4)  @ > 天然資源 > 空気空気,  air, ( 材料). ( 5)  物質量( amount of substance) [mol( モル)]. ( 6)  > 化学物質管理@情報処理概論, 伊藤 智博, 情報処理概論, 講義ノート, ( 2011). ( 7)  高等学校 > 高校公民 > 政治・経 > 環境省, 政治・経済立花 和宏, 電気化学の庵, 講義ノート, ( 2010). ( 8)  > 物質の構造実教出版, サイエンスビュー化学総合資料, 実教出版, ( 2005). ( 9)  > 物質の構成佐野博敏、花房昭静, 総合図説化学, 第一学習社, ( 1995). ( 10)  > 物質の構成数研出版編集部, 視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録, 数研出版, ( 1998). |
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